漆器のラーメン鉢



だいぶ以前にある居酒屋に行ったときに骨董品の少し大きめの漆器の茶碗で豚汁が出てきました。それまでは漆器にはそれほど興味がなかったのですが、妙にその時から興味が沸いて、いつか漆器のうつわを何かの機会に購入しようと思っていました。

先日、ある百貨店にぶらっと行ってみたら、福島県会津から来られているある作家さんがご自分の作品を説明販売されていました。
ネホリハホリ色々なことをお聞きして、このラーメン鉢を購入しました。

決して安い買い物ではありません。
あの時に感銘を受けた骨董風?!になるまで使ってみたいと思います。

熱々の汁を入れても全く熱くないところが漆器の一つの良さですね。
ラーメン作って食べましたが驚きです。!!!

購入した日の夕食は・・・ロコモコでした。笑

朴の木で作られた木地に漆を36回重ね塗りされているそうです。
口縁には強度を増す為に麻の布を貼り付けて漆を塗っています。
(朴の木・・・朴葉味噌焼きなどで見かける大きな葉っぱが実る木です)

「黒は太陽が昇らんとして闇を赤く染め始めた模様で一日の元気を表し、朱は夕焼けの後の小焼けを表し明日への希望を表しています。」
作家 談

大切にさせて頂きます。