上薬の調合



楽茶碗の素焼きがぞくぞくと上ってきているので「黒楽用」の上薬を追加で作りました。


黒楽釉の特長は京都の加茂川石を使っているところです。


本来の黒楽の上薬はこの加茂川石を単味でつかっているみたいです。


でも、私は焼成する温度の兼ね合いで単味ではなくその他、数種類の鉱物を


混ぜて調合しています。


この機械の中に調合した原料を入れてで約2時間程度まわします。

しかし、この上薬を作るときは当たり一面がベンガラの赤で染まってしまいます。(これで終わりにしたい・・・笑)