楽焼き再チャレンジ

来週に2回目の楽焼を予定しています。


前回は現地で上薬を塗りましたが今回は事前に塗ってから


そして更に素焼きをしてから持ち込む予定です。


なぜって?


前回に


水分がまだ残っていた状態で窯に入れて爆発したから・・・


“やっとこ”で作品を摘んで持ち上げた際に上薬が剥離したから・・・


などなどの理由での改善ポイントとなりました。


あと、一番大事な燃料ですが、「オガ炭」って言う炭に変更しての


チャレンジです。炭の種類で色々と性質が異なり、楽焼きに適した高温に


なり易い炭が「オガ炭」って訳です。炭屋に行って勉強しました。



「赤色・・・黒楽」・「白色・・・赤楽」になります。



板の上にタオルを敷いて作品を置いています。


これは“畳みつき”にも上薬を塗っているので剥離しないようにしています。


楽焼きは焼き〆ないのが特長の一つです。


一般的には高台(畳みつき)には上薬を塗らないです。


しかし、楽は焼き〆ないので上薬を全体に塗って少しでも水の浸入を


防ぐという事から畳みつきにも上薬が塗られているそうです。


上薬が溶けている状態で窯から「引き出す」のでこの方法が可能です。


何だかんだと述べていますが・・・


2回目のチャレンジ、成功に一歩近づきますよに!