老人ホームへ出張陶芸に行ってきました。

守口にある老人ホームへ出張陶芸に行って来ました。

ここの老人ホームさんは2ヶ月前にもお声を掛けて頂き今回で2回目です。

参加くださった方ははじめての方ばかりでした。

皆さんご飯茶碗とお湯のみを作られました。

2個作品を作るのは少ししんどかった様な感じです。少し反省・・・

でも、皆さんとても楽しんで頂いたような感じです。かな。

「出来上がりが楽しみ」って言って頂けるととても嬉しいものです。


最近定期的に老人ホーム様にお声を掛けて頂いて訪問するのですが、

以前まではその日をその時を業務的に進めて、こなして済まそうと

していました。恥ずかしい限りです。

でも、最近は少し気持ちに変化が出てきたような気がします。


このお爺ちゃんは?このお婆ちゃんは?どんな人だろう?って感じで色々と

時間の許せる範囲でお話しをするようにしています。そうすると自然とお爺

ちゃんからお婆ちゃんから色々なことを教えて頂けます。

今日も91歳のお婆ちゃんとお話しをしました。

結婚して4ヶ月で旦那様が戦争に行き、そのまま戦死してしまったそうで

す。その後、周りは幾度となく再婚を勧めてきましたがそのお婆ちゃんは

一度も再婚をしなかったそうです。

ポツリと・・・「今も私の心の中に旦那様は居るの」って私にそう言ってく

れました。その顔がとても嬉しそうな笑顔でした。じーんとします。

きっと本当に居るのだと思いました。戦死でお亡くなりになったことは悲し

い事ですが、そこまで思われている旦那様は天国で今は幸せだろうなって思

いました。

その当時としては決して珍しい事ではないでしょう。でも、そのようなこと

を御本人の口から聞いたのははじめてだったので驚きでした。


今年はじめに私の祖母が亡くなりました。102歳でした。

もっと、おしゃべりしていたらよかったな〜と今思います。

これからもっともっと「一期一会」を大切にしたいです。